2010年2月23日火曜日

ウィーン冬期セミナー2010


 先日2月9日~13日まで、大学にて「ウィーン冬期セミナー」が行われました。先生は、ウィーンからクルト・シュミット先生をお迎えしました。クラリネット、サックスの奏者であり、指揮者であり、作曲家であり、マルチな活躍をなさっている方です。お陰様で大変有意義な時間を過ごせました。
 
 写真は、地元の高校生40名と合体したウィンドオーケストラでの、指揮法と吹奏楽演習の模様。
 メンバーの「い」さんからの感想です。
シュミット先生にお会いして感じた事は、
1人の人間として本当に魅力的であり、私たちに本気で教えてくれているという事でした。
何人かの先生が指揮をしてくれましたが、
指揮者によって音楽が異なるし演奏する私たちの気持ちにも変化があったように思います。
指揮者の存在の大きさを知りました。
信頼できる・この人にならついていける・その人の感じ方、表現の仕方に共感できると思えなければよい演奏はできないのではないでしょうか。
今回、私には指揮者に対しての好みがあるのがわかりました。
好きなタイプというのがあるように、
演奏する側にも自分の好きなタイプの指揮者・好きな指揮者・指揮者に対しての
好みなどがあると思います。
ブラスで1つの音楽を作りだすのには、作曲家だけでも指揮者だけでも演奏者だけでもなく、
何かが1つ欠けても上手く行かないのだと思います。
また、技術や能力だけでなく内面からでてくるものは大きく音楽に関わってくると思います。
人間的にも内面から成長し心が豊かな人になりたいです。
音楽を学べている事が誇りです。
たくさんの経験を通し、よりよく音楽と向き合い接していきたいです。
色々感じた事をどうぞ皆さんで話し合ってみて下さい。